「仕事に行きたくないから涙が出る」
「仕事に行きたくないのは甘えのせい?」
毎朝仕事に行きたくないせいで、泣くほど苦しんでいる人はいませんか?
ぼくは、仕事に行きたくないせいで毎朝つらい思いをしていました。
自然と涙が出ることもあったし、吐き気で動けなくなった経験もあります。
最終的にはうつ病と診断され、ドクターストップがかかり退職もしました。

泣くなんて情けない…と思ったこともあって、劣等感に襲われていました。
ですが今では、仕事の日でも朝泣くようなことはありません。
それは、しっかりと対策と行動をして、仕事に行きたくない根本的な原因を解決したからです。
ぼくがどうやって、朝仕事に行きたくないから泣く状況を改善できたのか。
それは、以下の3つの方法を実践したからです。
- 心療内科を受診する
- 転職情報を調べる
- いざとなればすぐに辞めると決める
以上の3つを実践して、仕事に行きたくないから泣く現状を変えていきましょう。
行動して少しでも何かを変えなければ、本格的に病んでしまうかもしれません。
この記事は「仕事に行きたくなくて泣く毎日を変えたい」「もう仕事のことを考えるのも嫌」と考えている人に、読んで欲しいと思います。
泣くほど仕事に行きたくない状況は、少しの行動で改善可能です。
仕事に行きたくないから泣くのは異常な状態
まず大前提として、仕事に行きたくないから泣くのは「甘え」ではありません。
あなたの体は「つらい」というサインを必死で出しているのです。
つらくてたまらないから、泣くのは仕方がありません。
悔しさや悲しさ、仕事の恐怖、人間関係がうまくいかないなどの状況に、体が悲鳴をあげている状態。
そして泣くほど体に出てきているということは、相当病んでしまっています。
泣く以外にも体の異常が出てきてしまうかもしれないので、十分注意してください。
もしかしたら「未病」の状態なのかも
あなたは今「未病(みびょう)」の状態かもしれません。
未病なら、早めの対策を取らなければ、朝から泣くどころの騒ぎじゃなくなります。
「未病」とは、発病には至らないものの軽い症状がある状態です。
五臓六腑がつながっているという考えが根本にあり、軽いうちに異常を見つけて病気を予防するという考え方です。
日本医師会
つまり、完全に病気ではないけれど、症状は出ている状態ですね。
仕事に行きたくないから朝泣くということは「うつ病」の可能性が考えられます。
ぼくは我慢して誤魔化して生活しているうちに、うつ病が本格化してしまいました。
うつ病になってからでは、なかなか回復もせずに今後の人生が狂います。
泣くぐらい我慢…と考えずに、しっかりと早めの対策を取っていきましょう。
対策①:心療内科を受診する
まずひとつめの対策は「心療内科を受診する」ということです。
心療内科は馴染みがないという方が、ほとんどかと思いますが、ぜひ病院に行ってください。
仕事に行きたくないから朝泣くぐらいで病院なんて…と思うかもしれませんが、それは油断です。
体に症状が出てきてしまっているのであれば、病院を受診するのは当然のこと。
心療内科では、話を聞いてもらったり、薬を処方してもらえます。
早めに近くの心療内科を調べて、予約を入れて足を運ぶことをおすすめします。
心療内科と精神科を併設している病院が望ましい
心療内科を受診するなら、できれば精神科を併設している病院を選んだほうが良いかもしれません。
体にも心にも異常がある場合、心療内科と精神科、どちらの手助けも必要だからです。
そもそも精神科とは、以下の通り。
精神科(精神神経科ともいいます)は、心の症状を扱う診療科です。
あべクリニック
それに対して心療内科とは、以下の通りです。
心療内科は、心理的・社会的な要因から引き起こされているからだの症状を扱う診療科です。
あべクリニック
仕事に行きたくないから朝泣く、というのは確実に心にダメージを負っていますよね。
でも、心療内科が良いのか精神科が良いのかは、素人判断では難しいです。
最近は、心療内科と精神科を併設しているクリニックも増えてきています。
両方をカバーしている病院で相談し、心と体の不調を取り除くようにしてください。
対策②:転職情報を調べる
次の対策は「転職情報を調べる」ということです。
いきなり転職活動をするのはハードルが高いかもしれないので、まずは調べることから始めましょう。
転職サイトに登録したり、求人情報を眺める程度でも構いません。
実は、それだけで心にゆとりが出る場合もあります。
朝泣くほど仕事に行きたくないのなら、逃げ道を作ってあげることが大切なのです。
転職という道があると知って行動しておくだけで、安心感を得られます。
限界を迎えて転職情報を探すのでは遅い
朝泣くだけの状態が、いつまで続くかはわかりません。
仕事に行きたくないという気持ちがある限り、泣く以外の症状の危険性もあります。
うつ病などが本格化して限界を迎える前に、転職情報は探し始めておきましょう。
転職活動は、すぐに結果が出るものではありません。
まずは今どんな仕事があるのか、できそうな仕事はあるのかを調べておきましょう。
本格的に体に異常が出てきてしまっては、転職情報を調べることも困難になります。
仕事に行きたくないから朝泣く、それぐらいの段階で次のアクションをしていきましょう。
対策③:いざとなればすぐに辞めると決める
最後の対策は心構えになりますが「いざとなればすぐに辞める」と決めましょう。
朝泣くほど仕事に行きたくないのに「我慢しなきゃ…」と思っていませんか?
仕事は、辞めても良いのです。
例えばパワハラや激務、人間関係に悩んでいる方は、我慢するしか道はないと考えていませんか?
また、辞めるのは最終手段だと思っていませんか?
仕事を辞めて転職するのは、何も特別なことはなく、また逃げでもありません。
仕事を辞めるのは逃げではなく前進
仕事を辞めることを「逃げ」だと考えている人は多いです。
ですが、今の現状を変えるために辞めることの、どこが逃げでしょうか?
朝仕事に行きたくない現状を変えるために、前向きに前進をするのです。
- 泣くほど仕事に行きたくないのに、ただひたすら耐える
- 泣くほど仕事に行きたくないから、辞めて新しい道を探す
これのどちらが、前向きに人生を生きていると言えるでしょうか?
「辞めて新しい道を探す」というほうが前向きと答える人が、多いかと思います。
辞めるのは何も恥ずかしいことではないし、当然の権利です。
朝泣くほど仕事に行きたくないなら、いつでも仕事を辞めてもいいと心に決めましょう。
すぐには辞められないと悩んでいるなら
とはいえ、すぐに仕事を辞められず苦労をしている方も多いかと思います。
- 仕事が絶えずあるので辞めどきが見つからない
- 会社や上司が辞めることを許してくれない
- 辞めると言うと嫌がらせを受けてしまうかもしれない
などの理由で、辞めたくても辞められないという人はいるでしょう。
そんな方におすすめなのは「退職代行サービス」です。
あなたの代わりに退職の手続きをしてくれるサービスで、今たくさんの人が利用しています。
自分で退職することが怖くて、泣くほど仕事に行きたくないのに我慢しているなら。
ぜひ退職代行サービスについて調べてみてください。
電話やメール、LINEにて無料で相談できるので、調べておく価値はあるでしょう。
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【まとめ】我慢にも限界はある。早めの行動開始が肝心
朝泣くほど仕事に行きたくないのであれば、以上の3つの行動を取るようにしてください。
- 心療内科を受診する
- 転職情報を調べる
- いざとなればすぐに辞めると決める
仕事に行きたくないから泣く、これは我慢や忍耐だけではなんともなりません。
甘えているだけでもないし、これまでの行動に間違いがあったわけでもないです。
これから改善していけるように、早めの段階で対処するようにしましょう。
対処を怠れば、ぼくのようにうつ病になってしまうかもしれないし、症状が悪化してしまうかもしれません。
朝泣くほど仕事に行きたくない状況は、異常です。
早めに前向きな意味で逃げて、働きやすい環境を手に入れる努力をしてみてください。
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