「愛想笑いばかりしてる自分に疲れる」
「愛想笑いが癖になってしまっている」
このように、愛想笑いに悩んでいる人はいませんか?
ぼく自身、サラリーマン時代は愛想笑いしていればいいと考えていました。
それで人間関係が良くなると思っていたし、面倒を避けられると考えていたんです。

自分の感情に嘘をつきながら、やりすごすことも。
ですが、自分の感情に嘘をつくのに疲れてしまって、生き方に疑問を持ってしまったんです。
そこでぼくは、愛想笑いよりも良いコミュニケーション方法について考えてみました。
そしてたどり着いた結論が、以下の3つです。
- 媚びを売るのではなく、気遣いを大切に
- 無駄な笑いを減らすだけで、精神的負担が減る
- 愛想を振りまく必要性に、疑問を持ってみる
この考え方を染みつけることで、疲れる愛想笑いから脱却。
その結果、以前よりも良い人間関係が構築され、精神的負担はかなり減りました。
この記事は「愛想笑いで消耗する自分を変えたい」「本当に良い人間関係を築きたい」と考えている人に、読んで欲しいと思います。
疲れる愛想笑いから脱却して、良い精神状態で毎日を送りましょう。
媚びを売るのではなく、気遣いを大切に
愛想笑いというのは「嫌われたくない」という感情の表れです。
厳しい言い方をすると「媚びを売っている」というとも言い換えられます。
愛想笑いで取り繕う人間関係は、所詮上辺の付き合いなんです。
それよりもぼくは「気遣い」を重視するように考えや態度、行動を改めました。
愛想笑いで人に好かれるよりも、気遣いをして好かれるほうが、理想的な関係になれると思いませんか?
「媚びを売る」のと「気遣い」は、同じ目的なんです。
人に好かれようとする、相手に気持ち良くなってもらいたい。
こういう気持ちから来ているんですね。
どうせ好かれたいと思うなら、疲れる愛想笑いで媚を売るよりも、気遣い上手になったほうが建設的です。
きっと「気遣い」で築けた人間関係は信頼も増すし、長く良い付き合いができると思います。
愛想笑いを振りまくのではなく、本当に相手の為になるような「気遣い」を身に付けてみてはどうでしょうか?
無駄な笑いを減らすだけで、精神的負担が減る
ぼくは、愛想笑いをしすぎて疲れてしまい、その結果「うつ病」になってしまった経験があります。
自分の心に嘘をつき、無理をしすぎたせいもあるのでしょう。
ですが「うつ病」をきっかけに愛想笑いをやめ、精神的負担を減らすことに成功しました。
「うつ病」というのは、誰でもなり得る病気です。
精神的負担は、できるだけ減らしておくべき、経験者のぼくはそう思います。
無駄な笑い(=愛想笑い)が多いと、どうしても精神的に消耗してしまうんですよね。
もし今、あなたが愛想笑いによって疲れると感じているのなら。
すぐに愛想笑いの癖から抜け出して、精神的に楽になる方法を選んでください。
愛想笑いに疲れるのなら、早めに脱却しておかないと後々苦労することになります。
もっと自分の心と表情をリンクさせて、自分自身に「素直な」生き方ができるようにしてください。
愛想を振りまく必要性に、疑問を持ってみる
そもそも、疲れるほど愛想笑いをする必要って、多分ありません。
愛想笑いでできた人間関係ほど、希薄なものはないと思っています。
本当に良い関係が築けているなら、愛想を振りまく必要なんてないですよね。
もちろん、仕事では愛想笑いをしていたほうが良いという意見もあるでしょう。
確かにいつも仏頂面をしているよりも、少し笑っていたほうが感じが良いかもしれません。
ですが、疲れるほど愛想笑いをする必要はないんです。
前述したように、ぼくは愛想笑いが染み付いてしまっていて「うつ病」になりました。
自分の心のバランスが取れなくなったというのも、理由のひとつ。
ですがもうひとつの理由に「あいつはいつも笑っているから、厳しく接しても大丈夫だろう」と思われて、どんどんパワハラを受けたというのもあります。
このように、愛想笑いをすることによるデメリットもあるんです。
職場の空気を乱さないために、愛想笑いをする。
その行為は立派なのかもしれませんが「自分を守る」という観点からすれば、褒められたものではありません。
本当に愛想を振りまいてメリットがあるのか?
こんな疑問を持ち、考えることで、おそらく愛想笑いの必要性は薄れていくと思いますよ。
【まとめ】愛想笑いより重要なことを見極めよう
以上の3つのことが、ぼくが愛想笑いをやめられた考え方です。
- 媚びを売るのではなく、気遣いを大切に
- 無駄な笑いを減らすだけで、精神的負担が減る
- 愛想を振りまく必要性に、疑問を持ってみる
愛想笑いというのは「とりあえず場を取り繕う」のにはとても便利。
ですが、自分の感情に嘘をついているので、疲れるのは当然のことです。
ずっと愛想笑いができる人なんて、いません。
どこかで心が悲鳴をあげてしまうので、この機会に愛想笑いから抜け出しましょう。
うまくいけば、愛想笑いのコミュニケーションでは得られない人脈を、築けるようになるかもしれません。
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