「仕事を楽にしたい」
「毎日しんどい仕事を、なんとか改善したい」
そんな風に毎日悩んでいる、サラリーマンの人はいませんか?
仕事がつらい、しんどいと感じてしまうのが当たり前とは分かっていても、どうにかして楽したいと思うのが、人間です。
楽に仕事ができれば、仕事の精度も上がっていくし、生活も楽になりますからね。
ぼく自身、仕事がつらい状況を、なかなか抜け出せませんでした。

終わらない仕事にうんざり。いつになったら、楽に仕事ができる日がくるのだろうか…と消耗。
こんな風に、絶望する毎日を過ごし、光の見えない日々が続いていました。
正社員の頃も、派遣社員の頃も、なかなか解消できずに消耗。
ですが今では、仕事の方法や働き方を見直し、精神的にも体力的にも「楽に」働くことができています。
なぜ、ぼくが楽に働けるようになったのか。
その具体的な方法とは、以下の3つです。
- 先回りの仕事術を実践。明日の仕事は今日、来週の仕事は今週中にやる
- 仕事を自分のところでストップさせない。早めのパスを意識する
- ツールを使いこなすのは最大の時短。とにかく効率アップにこだわる
この3つのことを実践すれば、楽に働きたいという願望を叶えられます。
仕事を辞めると、生活が苦しくなります。
なので、できるだけ楽に、長く働けるように働き方を工夫してみましょう。
この記事は「楽に働きたい」「つらい仕事を少しでも楽にこなせるようになりたい」と思っている人に、読んでもらいたいと思います。
毎日働くのに「うんざり」している気持ち、明日から取り除くために、ちょっとだけ頑張ってみませんか?
まったり仕事、就いて良かったランキングは気にしないほうが良い
ネットでよく見かける、まったりした仕事ランキング。
また就いて良かった正社員ランキングなんかも、人気です。
ですが、結局働いていて楽に感じるかどうかは人それぞれです。
例えば、ランキング上位にくるのは、以下のような感じ。
- データ入力
- 事務職
- アフィリエイター
- ブロガー
- 警備員
などなど。
人とあまり関わらないといのが、ひとつの特徴かもしれません。
その他にも「楽したい」と思っている人に人気の職業はたくさんあります。
気を付けて欲しいのは、ランキングを鵜呑みにして転職活動を行っても「楽したい」という気持ちを満たせないかもしれないということです。
楽な仕事を探すより、楽しい働き方を目指そう
「楽したい」というのは、みんなが思うこと。
でも、みんなが思う「楽」と、あなたが思う「楽」には違いがあります。
楽したいと思って仕事を探すより、今の仕事を楽にする方法のほうがおすすめです。
まず、今の仕事を最大限楽にする努力をしましょう。
そして、どうしても無理だったら転職を考える。
転職を考えるなら、転職エージェントに情報をもらったり転職サイトを眺める。
それぐらいで良いのかな、と思います。
必ずしも「世間で言われている楽な仕事が、あなたにとっての楽な仕事ではない」ということを覚えておいてください。
先回りの仕事術。明日の仕事は今日、来週の仕事は今週中にやる

「仕事を楽にしたい」と考えているのは「仕事量が多いから」というのが理由のひとつかと思います。
そんな人におすすめな方法は「先回りの仕事術」です。
明日やらなければいけない仕事、あるいは来週中に終わらせないといけない仕事。
それ、今日のうちにできませんか?
期限ギリギリに仕事をするのは、精神的に焦るし、いつも仕事量が多いと感じる原因になります。
また、余裕がない状態で仕事をすると、ケアレスミスが増えたり、精度の良い仕事ができないもの。
仕事量が多いと感じ続けると、当然毎日しんどい思いをします。
ならば少しだけ頑張る期間を設けて、先回りをして仕事を片付けていきましょう。
追いつかない作業は卒業。今頑張れって、未来の自分を楽にしよう
「仕事が追いつかない」のは「仕事に追われている」からです。
今日必死で頑張って、明日の自分を楽にしましょう。
例えば、報告書や資料作成。
全てを完成させることはできなくても、ある程度まで進めておくことは可能なはずです。
全部を一気に終わらせようとするのではなく、できるところまで少しずつ済ませておくのが、この仕事術のコツ。
追いつかない作業は、先回りの仕事術で卒業し、未来の自分を楽にする働き方を目指しましょう。
仕事を自分のところでストップさせない。早めのパスを意識する

仕事を自分のところで止めてしまうと、しんどい思いやモヤモヤが続いてしまいます。
そのまま毎日働いていると、体調が優れなくなってしまうこともあるでしょう。
止めてしまっている仕事があると、仕事消化のために体力を使うし、精神的にも余裕がなくなるので仕方がありません。
特に精神的なつらさ、これは厄介なので、少しでも楽な働き方を模索する必要があります。
これを解決するためには、仕事を早めにパスする方法が有効。
自分のところで仕事をストップさせていなければ、精神的なゆとりが随分変わります。
どんどん周りにパスすれば停滞しない。精神的負担を圧倒的に減らそう
手持ちの仕事は、どんどん周りにパスするようにしましょう。
とは言っても、仕事を丸投げするのではありません。
自分のところに回ってきた仕事をさっさとこなし、次の人に委ねるのです。
例えば、以下のような具体策はいかがでしょうか?
- メールが送られてきた→すぐに返事をする
- 作成する資料がある→さっさと大方を終わらせて、上司に確認依頼をする
もちろん、仕事内容によって様々な方法があるので、上記は一例です。
自分のところで仕事を止めなければ、自然と楽に働けるように変化していきます。
手持ちの仕事はできるだけ持たない、これが「楽に働く」ためのコツです。
ツールを使いこなすのは最大の時短。とにかく効率アップにこだわる

仕事で楽をしたいなら「業務効率化」が一番効果的。
根本的に、忙しい業務を楽にさせることができます。
あなたが仕事で使っているツールは何ですか?
Excel、Word、メール、ノート、会社独自のツール、など。
これら、使いこなして最大限の効率化ができているでしょうか?
もしできていない、使いこなせていないのであれば、技術を習得し、時短と効率化を進めていきましょう。
10分の作業を5分に。ツールは、最大限使いこなそう
10分かかる細かい仕事、効率化していますか?
「たった10分なら、効率化なんてしなくても良いんじゃ…?」と思うかもしれませんね。
でも、その細かい効率化こそが、仕事を楽にする大きなポイント。
例えば、1日のうち10分かかる作業が「6個」あったとします。
普通に作業をすれば「合計60分必要」ということですね。
では、その作業を効率化して「5分に短縮できた」としましょう。
すると、1日の作業時間は「合計30分に短縮」できます。
どうですか?30分の時間短縮って、かなり大きいと思いませんか?
塵も積もれば山となります。
毎日の小さな作業こそ、率先して効率化を目指しましょう。
そのために、Excelのスキルアップやメールソフトの使いこなし、ノートの取り方などを工夫してみてください。
仕事で楽したいと思うのは当然。いけないことではありません
仕事がつらいから、少しでも楽したい。
そんな自分に罪悪感を感じていませんか?
もちろん罪悪感を感じる必要なんてなくて、人間として普通の心理だと思います。
ぼく自身、楽したいと思う自分が許せなくて、自分を追い込み、うつ病になってしまった経験があります。
「ちゃんとストレスを減らして楽したい」という自分と向き合う必要がありました。
なので「楽したい」という気持ちを大事にしながら、身体や心を壊さない工夫もしていけば良いと思います。
ストレスの少ない仕事への転職はアリ
楽したいという気持ちを解消するためには、まず今の仕事で楽をする工夫をするのが一番のおすすめ。
でも、どうしても無理そうなら、ストレスの少ない仕事への転職も考えてみましょう。
特に、人間関係や自分ではどうしようもないことに立ち向かうのは、かなりしんどいです。
良い転職をするために、資格を取って、それを生かして雇用してもらうという方法も良いかもしれません。
雇用形態にこだわらなければ、仕事の紹介や求人情報はたくさんあります。
楽したいという気持ちに罪悪感を覚えることなく、前向きに転職を検討してみるのも、ひとつの選択肢なのかなと思います。
体を動かす仕事は、極端でなければ楽しい
ぼくが心を病んでうつ病になったのは、バックヤードの事務職でした。
世間的には「楽」と言われている事務職でも、実際にぼくのようにうつ病になっている人はたくさんいます。
そんな例もあるので、適度に体を動かせる仕事のほうが良い場合もあるでしょう。
ただし、体を動かすのが苦手な人にとっては、事務職のほうが負担は少ないと思います。
そこは人それぞれの特性があるので、無理をしないようにしてください。
いずれにせよ、自分のスタンスに合った働き方や職種を選ぶことが「楽したい」という気持ちを満たす方法なのかなと思います。
ストレスのない仕事というのは存在しない
がっかりするかもしれませんが、ストレスが全くない仕事というのは、この世に存在しません。
良い意味でも悪い意味でも、大なり小なりのストレスは発生します。
お金をもらうということは「誰かのストレスを肩代わりしているから」でもあるからです。
お金を貰うということは、誰かのために役立っているから。
ちゃんと「なぜお金が入ってくるのか」も考えながら、ストレスとも多少付き合わないといけないということを覚えておいてくださいね。
まとめ

以上の3つのことを意識して「仕事を楽にするために」行動を始めてみてください。
すぐに実践できるし、意識は今日からでも変えられます。
- 先回りの仕事術を実践。明日の仕事は今日、来週の仕事は今週中にやる
- 仕事を自分のところでストップさせない。早めのパスを意識する
- ツールを使いこなすのは最大の時短。とにかく効率アップにこだわる
「楽に仕事をしたい」というのは、みんなが考えていることです。
でも、実際に行動に移せているのは少数派。
それはなぜかと言うと「楽に働く方法がわからないから」というのが理由のひとつでしょう。
「楽に働く」のが実践できれば、仕事効率化を通じてスキルアップができ、その結果上司からの評価も上がります。
仕事の精度アップ、スキルアップ、体力や精神的な余裕…など、たくさんのメリットがあるので「楽な働き方」を目指して努力してみてください。
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