「仕事に余裕がなくて、消耗している」
「もっと余裕をもって働きたい」
こんな悩みを抱えている人はいませんか?
ぼく自身、余裕がない精神状態で、仕事に追われていました。
それが普通と思っていたんですが、追われすぎて「うつ病」になってしまったんです。

正直、追われている自分に酔っていた時期もありました。
「うつ病」をきっかけにして、ぼくは仕事の働き方や考え方の改革に乗り出します。
そして、以下の3つのことを意識するようにしました。
- 準備に全力を尽くす
- 余力ある状態を目指す
- 完璧主義をやめる
この3つのことを意識したおかげで、余裕がない状態から脱することができました。
結果的に、余裕を持って働くことができ、仕事の効率化や精度アップが図れ、人生が上向きになったことを実感しています。
この記事は「仕事に余裕がない」「余裕がない自分を改善したい」と考えている人に、読んで欲しいと思います。
余裕がない状態で仕事をしても、体力も精神も消耗してしまいます。
より良い精神状態で仕事が進められるように、これから解説することを参考にしてみてください。
準備に全力を尽くす
余裕がないのは、仕事が後手に回っているからなんです。
では、後手に回らないようにするには、どうすればいいのか?
答えは「準備に全力を尽くす」ということ。
準備をしっかり行っていれば、仕事を先回りして考えられるようになります。
例えば、準備がおろそかだったら、回ってきた仕事をその都度こなしていかなければいけませんよね。
言うまでもなく、そのような働き方ではすぐに余裕がない状態になってしまいます。
またもちろん、急に仕事が入ってくるなんてこともあります。
そのような急に舞い込んできた仕事にも時間を割けるように、できる準備は全てやっておくのがおすすめです。
「段取り8分・仕事二分」という言葉があります。
段取り(=準備)を入念に行っておくことで、その後の仕事に余裕が生まれるということを意識しておきましょう。
余力ある状態を目指す
余裕がないのであれば、どうやったら余力が生まれるのかを考えてみましょう。
仕事、キャパオーバーになっていませんか?
もしもキャパオーバーのまま働いているのであれば、周りに頼ってみましょう。
ぼくは、キャパオーバーになっていても上司に相談できず、とにかく頑張るしかないと思っていました。
ですが、適度に上司にアピールしておかないと、どんどん自分を苦しめてしまうんですよね。
そして結局、キャパオーバーの状態が続いて潰れてしまう。
そうなってしまっては、余裕がない状態でずっと仕事をしないといけません。
仕事で周りを頼るというのは、何も悪いことじゃないんです。
むしろ、周りを巻き込んで上手に仕事ができると、上司から高評価をもらえるかもしれません。
自分ひとりで頑張るのではなく、周りを上手に使うこと。
余裕がない状態から抜け出すために、周りを上手に使うメリットを覚えておきましょう。
完璧主義をやめる
仕事で余裕がないという人は、完璧主義な性格ではありませんか?
完璧を追い求めるのは、良いことです。
ですが、いつもいつも完璧を目指してしまうと、いつかキャパオーバーになってしまい、余裕がない状態になってしまいます。
いつも100満点を目指して余裕がなくなってしまうのであれば、ちょっと手を抜いてみませんか?
意図的に「80点」ぐらいまで下げても、実は仕事ってうまくいくんです。
80点でも十分に及第点だし、基本の仕事は抑えられていると思います。
例えば資料作成なんかでも。
100点の資料を目指していたら、なかなか仕事が進まず、期限ギリギリまで資料ができなかった。
そんな経験はありませんか?
期限ギリギリの仕事が続くと、次第にいつも余裕がない状態になってしまうんです。
80点で終わらせるのは、慣れないうちは勇気がいるかもしれません。
ですが、慣れると実は効率が良く生産的だったりするので、完璧主義すぎて余裕がない人は、ぜひ試してみてください。
【まとめ】仕事の余裕は意図的に作れる
以上の3つのことを意識すれば、余裕がない状態から抜け出すことができます。
- 準備に全力を尽くす
- 余力ある状態を目指す
- 完璧主義をやめる
仕事に余裕がない状態だと、満足のいく結果が出せません。
逆に余裕があると、精度も効率も上がるし、精神的にも追い詰められずに済みます。
余裕がない状態が、普通だと思っていませんか?
確かに仕事は、忙しく余裕がない状態のほうが良いと勘違いしてしまうかもしれません。
でも仕事を効率的に回している人は、余裕を持たせることにも注力しているもの。
自分をマネジメントすることで、より良い働き方を実現させるのは可能です。
今一度、仕事に対する考え方や働き方の見直しを行い、良い精神状態で仕事に臨むようにしてみてましょう。
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