「仕事で、相手が考えていることを察知したい」
「何を求められているのか、分からないことがある」
そんな悩みを抱えている、ビジネスマンの人はいませんか?
相手の気持ちを汲み取って仕事をするのは、結構難しいものですよね。
余裕がなかったり、つい忘れてしまいがち。
ぼく自身、人の気持ちがよく分からずに、仕事で苦戦した経験があります。
気を抜けば自分本位の考えになっていたり、相手の気持ちを汲むのが面倒になることもありました。

相手の気持ちが分かる人って神ぐらいじゃないと無理…。
そんな風に、相手の気持ちを考えながら仕事をする人に、憧れを抱くことも。
でも今では「相手の気持ちを理解しながら働ける」ようになりました。
その結果、相手と気持ち良く働くことができ、良い評価のお声をもらうこともできています。
ではなぜ、ぼくが「相手の気持ち」を理解して、働けるようになったのか。
それは、以下の3つの方法を実践したからです。
- コミュニケーション不足は論外。挨拶や感謝の気持ちを伝える
- エゴは捨てよう。「自分が相手の立場だったら?」を常に考える
- 先回りを基本に。2手、3手先の仕事をいつも意識して働く
この3つのポイントを実践すれば、相手の気持ちが理解しながら働けるようになるでしょう。
結果的に、社内やお客さんからの信頼も、厚くなっていくと思います。
この記事は「相手の気持ちを理解したい」「仕事で一歩抜け出すために、相手の考えを把握したい」と考えている人に、読んで欲しい内容です。
すぐに実践可能なので、マインドを身に付けて、相手の気持ちを理解できるようにしていきましょう。
コミュニケーション不足は論外。挨拶や感謝の気持ちを伝える
相手の気持ちを理解するために必要なのは、まずコミュニケーションをしっかり取ることです。
挨拶や感謝の気持ち、ちゃんと伝えられていますか?
これをしっかりしていないと、相手の気持ちを理解できません。
例えば、挨拶や感謝の気持ちを普段から伝えていないと、相手はあなたに不信感を抱いてしまうでしょう。
そんな状態であれば、相手はあなたに心を開いてくれませんよね。
心を開いてくれないということは、相手の気持ちを理解するのが、それだけ難しくなってしまいます。
相手の気持ちを理解するためには、良い関係作りからスタートしよう
お互いに良い関係を築いておくことが、相手の気持ちを理解する第一歩。
まずはコミュニケーションをしっかり取り、相手が心を開いてくれるようにしていきましょう。
「相手のことを理解したい」という気持ちは、こちらの都合です。
相手の気持ちを理解しようとするのは、人として素晴らしいこと。
でも、相手が自己開示してくれなかったら、意味がありませんよね。
まずは挨拶や感謝の気持ちをしっかりして、良い人間関係を築くことから始めれば、相手も気持ちをさらけ出してくれるようになるでしょう。
エゴは捨てよう。「自分が相手の立場だったら?」を常に考える
「相手の気持ちを理解しよう」と思ったら、大切にして欲しいことがあります。
それは「自分が相手の立場だったら?」と考え続けることです。
おそらく、多くの人が学校で学んでいることですが、これが意外と難しい。
例えば、最初は「相手の気持ちを理解する」ことに意識を向けていても「いつの間にか自分語りばかりになっていた」という経験はありませんか?
もちろん、自己開示も大事なのですが、相手が興味ない話ばかりしてしまうこともあると思います。
「相手が今どのように考えているか」を考えながら、話す内容を決めていきましょう。
自分軸ではなく、他人軸で。相手の気持ちを自分事として捉えよう
「自分のことを話す」のが悪いわけではありません。
でも、相手が話したがっているのに、こちらばかり喋ってしまうのはナンセンスです。
相手がどんな情報を知りたがっているのか、何を話して欲しそうにしているのか、考えましょう。
例えば、仕事での商談の際。
あなたが営業をかけて商品を売り込みたい時、一番大切なことは「相手の話を聞くこと」です。
自社の商品説明ばかりしていると、相手は興味を持ってくれない。
それよりも「その会社が抱えている悩みや、求めている商品をヒアリングすること」が大切。
相手が話したがっているなら「話を深掘りして聞く」そして聞きたがっていたら「こちらが話す」という風に状況判断していきましょう。
ヒアリングの重要性については、下記のサイトなどを参考にしてみてください。
先回りを基本に。2手、3手先の仕事をいつも意識して働く
「相手の気持ちを理解する」ということは「相手が求めていることを差し出す」ということ。
そのためには、目の前の問題を解決していくだけでは事足りません。
常に「2手、3手先の仕事」を先回りしておくようにしましょう。
「〇〇の商品を提案したら、△△と言われそうだから、□□というサービスも準備しておこう」
このような感じですね。
痒いところに手が届けられる人は「相手のことを、第一優先として考えられている」ということです。
仕事に追われないこと。先回りして働いて、余裕を生み出そう
仕事を先回りするためには、まず仕事に追われない工夫をしていきましょう。
自分が仕事に追われていると、相手のことを理解するどころではなくなってしまいます。
仕事に余裕を持たせるために、先回りして仕事をしていく働き方を身に付けましょう。
先回りのメリットとしては、相手の手間を考えてみてください。
「一度の商談で大方決まる」のと「何度も商談を重ねて、やっと話がまとまる」のでは、間違いなく前者のほうが喜ばれます。
仕事は、スピード感や効率が大事。
まず仕事は先回りすることを癖にして、相手の気持ちを理解して働けるように工夫しましょう。
まとめ
以上の3つのポイントを抑えておけば、相手の気持ちが分かるビジネスマンになることができます。
- コミュニケーション不足は論外。挨拶や感謝の気持ちを伝える
- エゴは捨てよう。「自分が相手の立場だったら?」を常に考える
- 先回りを基本に。2手、3手先の仕事をいつも意識して働く
仕事において、相手の気持ちを理解するのは、一番大切なことかもしれません。
でも多くの人は、忙しさや余裕のなさから、つい自分本位な仕事をしてしまいがちです。
とにかく相手の気持ちを理解する癖を付ける、これだけで仕事でどんどん成果が出せます。
すぐに実践できることですが、日頃から意識していないとなかなか難しいもの。
だからこそ、他の人との差を付けるため「相手のことを理解する思考」を常に意識してみてください。
コメント