「職場の人間関係が悪い」
「つらい人間関係のせいで消耗してしまう」
そんな悩みを抱えている、サラリーマンの人はいませんか?
職場での悩み、上位を争うであろう「人間関係」。
人間関係さえ避ければ、もっとマシな気持ちで職場で働けるのに…と思っている人も多いかと思います。
ぼく自身、職場での人間関係のせいでうつ病になり、まともな人付き合いができるように回復するまで、かなりの時間がかかりました。

「人当たりが良い」と自負していたぼく。そんなでも、人間関係に消耗して病気になってしまうことってあるんです。
実際のところ、職場の人間関係の問題はあなただけが気を付けても、すぐには解決しません。
相手あってのことですからね、だからこそ根深い問題なのです。
でも、だからといって諦めるのはまだ早い。
ぼく自身は、職場での人間関係を良くするために必死で考えて、その結果「折り合いを付けて」人と接することができるようになりました。
なぜぼくが、職場での人間関係の問題をスルーできたのか。
それは、以下の3つのことを実践したからです。
- 個々のスキルアップや会議の仕方を工夫。業務改善は人間関係を良くする
- 挨拶を徹底。苦手な人に無視されても、しつこく挨拶を続ける
- えこひいきは残念ながらある。会社に気に入られるのに全力を尽くす?
この3つの行動を心がけていると、職場での人間関係に対する悩みが解決に向かいます。
そしてその結果、人間関係を気にしなくなり、精神的な安心を手に入れることができました。
この記事は「職場での人間関係にうんざりしている」「人間関係を気にせず、思うように働きたい」と悩んでいる人に読んで欲しいと思います。
働いていると、必ず人間関係問題はつきまといます。
良くなれば、仕事にも良い影響が生まれ、悪ければ、仕事に悪影響が出るもの。
少しでも人間関係の負担を減らせるようにして、居心地の良い職場環境作りを目指していきましょう。
1. 個々のスキルアップや会議の仕方を工夫。業務改善は人間関係を良くする
職場での人間関係が悪いのは、なぜでしょうか?
その理由のひとつとして「職場の雰囲気が悪い」というのが挙げられると思います。
では、なぜ職場の雰囲気が悪くなるのか。
それは、個々がいっぱいいっぱいで、業務がうまく回っていないのに原因があります。
そのため、業務効率化やスキルアップ、コミュニケーション術や会議の仕方を変えれば、自然と人間関係が良くなる場合があります。
自分ひとりのレベルアップでは、人間関係は改善されないかもしれません。
でも、あなたの姿勢によって周りが感化されることも考えられます。
また、あなたが小さな業務改善を繰り返すことで、職場内の業務がうまく回るようになるかもしれません。
人間関係が最悪なのは仕事のストレスが原因。業務改善で根本から解決
ハードな仕事に追われていると、どうしてもギスギスしてしまいます。
人間関係に問題がある職場や組織は、基本的にみんなが仕事に忙殺されているもの。
業務改善は、職場での人間関係を良くする根本的な解決方法です。
みんなが仕事にゆとりを持てたら、自然と人間関係はマシになります。
要するに、みんな仕事で精一杯なので余裕がない状態なんです。
余裕がなければ、人との付き合い方を考えるのなんて、二の次になってしまいます。
ハードな仕事にゆとりを持たせる。
簡単なことではありませんが、職場での人間関係を「根本的に良くする」ために業務改善をして、精神的な安心を手に入れましょう。
2. 挨拶を徹底。苦手な人に無視されても、しつこく挨拶を続ける
挨拶を無視する先輩や上司、周りにいませんか?
このような人がひとりでもいると、どうしても職場の人間関係が悪くなります。
挨拶を返してくれないだけで、こちらは精神的にストレスを感じてしまいますよね。
そんな人に対しては、もう挨拶の返事を求めるのは諦めましょう。
でも、ちゃんと挨拶はしてくださいね。
ここでポイントになるのは、挨拶をしている自分を、周りにアピールするということです。
「挨拶返してくれないのに、ちゃんと挨拶してる…」という反応を狙うのが狙いです。
相手のことが苦手かもしれませんが、ちゃんと挨拶をすること。
こうすると、あなたの周りからの評価は上がります。
無視されても気にしない。周りへのアピールでもあると理解しよう
挨拶をして返事がなければ、精神的につらくなるのは分かります。
ただしそれで挨拶をやめてしまっては、職場での人間関係は悪くなる一方です。
「挨拶は返してくれないもの」と割り切って、周りへのアピールのために挨拶をしましょう。
このアピール、職場での効果は絶大です。
- 返事しない人にもちゃんと挨拶をするので「あなたの評価」が上がる
- 職場の雰囲気が良くなり、挨拶が「日常茶飯事」になる
- 挨拶を返さない人を「悪者扱い」できる
要するに、挨拶をするあなたは「とても良い人」と認識してくれるようになります。
挨拶は一方通行になるかもしれませんが、そこは上記のメリットのためと思い割り切ると、精神的に楽になりますよ。
3. えこひいきは残念ながらある。会社に気に入られるのに全力を尽くす?
人間関係に問題がある会社、えこひいきされている人はいませんか?
残念ながら、多くの職場や会社では「ひいきされている人間」が存在します。
そしてそんな人の存在のせいで、人間関係が上手くいっていない場合もあるでしょう。
この場合、あなたができる選択は3つです。
- 会社に気に入られるように働く
- 自分のやりたいように働く
- 人間関係が悪いのを我慢する
この3つのうち「我慢する」のでは現状と変わりません。
そのため「会社に気に入られるように働く」か「会社の好みを無視する」か、どちらかを選択することになるでしょう。
ちなみにぼくの場合は、会社に気に入られるような働き方を目指しましたが、消耗してしまいました。
会社に気に入られる働き方と、自分なりの働き方。どっちを優先するかを考えよう
会社に気に入られる働き方をしたほうが良いのか、それとも自分なりの働き方をするほうが良いのか。
これは、人によって考えが変わってくると思います。
ぼくの場合は会社をあまり信頼していなかったので、忠誠を誓うように働けませんでした。
でも、会社が大きかったり、成長できる職場環境なのであれば、会社の方針に従って働いたほうが良い場合もあります。
「えこひいき」が原因で職場での人間関係が悪いのであれば「もしかしたら自分の働き方に問題があるのかも…」と考えてみることも大事です。
「えこひいき」されるような働き方を目指すのも、時と場合によっては良い方法だと思います。
人間関係が悪いのは、会社のせいでもなく、先輩や上司のせいでもなく…、もしかしたらあなたの気持ち次第で解決できるものなのかもしれません。
孤立するのはつらい。でも人間関係に疲れるぐらいならマシかも
これは人によりけりですが、人間関係に疲れるぐらいなら、孤立したほうがマシと考える人もいます。
ぼく自身、両方を経験しました。
職場の人間関係に疲れたので、孤立したこともあります。
逆に、人間関係を取り持とうと頑張ったこともあるし、会社のいいなりになったケースもありました。
結局は人それぞれなのですが、自分の気持ちに正直になるのが大切かと思います。
というのも、無理をしない働き方をすべきだと、ぼく自身は考えるからです。
会社に依存したほうが楽な場合もあるし、孤立したほうが楽なこともある。
時と場合によって変えてもいいと思いますので、自分なりの処世術や気持ちの持ち方を、考えてみるのが良いかなと思います。
まとめ

職場での人間関係に悩んでいる人は、上記3つのことを考えて行動したり、意識を変えてみてください。
- 個々のスキルアップや会議の仕方を工夫。業務改善は人間関係を良くする
- 挨拶を徹底。苦手な人に無視されても、しつこく挨拶を続ける
- えこひいきは残念ながらある。会社に気に入られるのに全力を尽くす?
職場での人間関係は、社会と関わる上で切っても切れない問題です。
自分ひとりが変わっても、すぐに効果は出ないかもしれません。
でも、少しの行動を継続することで、人間関係を改善させていくことは可能です。
職場の人間関係が嫌だなという気持ちは、現状維持していては消耗し続けてしまいます。
少しでも悩みを減らして楽に生きられるように、毎日ちょっとずつ行動改善をしていきましょう。
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