「考えすぎて行動ができない」
「考えすぎてモヤモヤする癖をやめたい」
こんな風に悩んでいる人はいませんか?
ぼくは、典型的な「石橋を叩いて渡るタイプ」でした。
そのせいで、チャンスを逃したり、行動することに躊躇してしまった経験があります。

たまに石橋を叩き過ぎて壊しちゃうこともあって萎えてました。
慎重すぎる人生をやめたいと思いつつ、なかなか考え過ぎの癖から逃れられない自分に失望。
そんな日々を過ごしていましたが、考え方を変えることで、考え方の癖をやめることに成功しました。
ぼくが考えすぎをやめたいと思って実践したのは、以下の3つの考え方です。
- 失敗して見える景色こそ、実は重要
- 行動しながら考えるのが、実は効率的
- 考えているうちに、状況はどんどん変わる
以上の3つの考え方や事実を理解したおかげで、考えすぎの癖をやめることに成功しました。
結果的に「考えすぎて行動ができなかった自分」と、決別できた経験があります。
この記事は「考えすぎの癖をやめたい」「考えすぎて行動できない自分が嫌」と悩んでいる人に、読んで欲しいと思います。
考えすぎの癖をやめて、人生を効率的に、そして楽に生きられるようにしていきましょう。
①失敗して見える景色こそ、実は重要
考えすぎが癖になっているあなたは、おそらく失敗を恐れているんだと思います。
もちろん失敗するのは怖いかもしれません。恥ずかしいと感じるかもしれません。
ですが、世の中には失敗しないと見えない景色というものもあるのです。
「やってみないと分からない」という言葉がありますよね。
ぼくはこの言葉を、とても大事にしました。
失敗をすることによって教訓を得られるし、次への対処法も見つかったりするんですよね。
もちろん、取り返しのつかない失敗は避けたいです。
なので、すごく悩んだほうが良い場合もあるのは事実。
ですが、取り返しのつかないことって、意外と少ないんですよね。
例えば上司や人間関係が嫌で転職したいとします。
体力も気力も使うので、失敗をしたくないのが人間の特徴。
でも、そこで考えすぎて転職をやめてしまっては、現状を改善することはできません。
思い切って転職の一歩を踏み出してみて「ダメだったらまた転職しよう」ぐらいの楽観的な気持ちでいきましょう。
転職先に選んだ会社が正解か不正解かの原因は「やってみないと分からない」んです。
行動してみないと、見えない景色というのは確かに存在するんです。
それを経験できるというのも、とても貴重。
考えすぎの癖をやめたいのであれば、まずは失敗することや経験に価値を見出せるように、マインドを変えていきましょう。
②行動しながら考えるのが、実は効率的
考えすぎの癖をやめたい人は、行動する前にたくさん考えてしまっていますよね?
もちろん考えるというのも大事です。
PDCAで言うところの「P(=Plan)」ですね。
ですが、プランは大雑把で良いんです。
例えば、計画を完璧に練ったとして、その計画が「完璧だった」経験ってありますか?
ほとんどの場合は、何か新たに問題点が見つかったり、改善に追われてしまうかと思います。
これって何も不思議なことはなくて、前述したように「やってみないと分からない」ことがたくさんあるからなんですね。
なので、効率よく仕事を進めるためには、プランはそこそこにして行動を始めましょう。
考えながら走り出す、という感覚ですね。
結局このほうが効率が良いんですよ。
改善点や問題点が見つかったら、その都度解決してけばいいんです。
考えすぎても、全ての問題点を洗い出すことなんてできません。
効率良く「考えながら行動する癖」を身に付けると、考えすぎの癖をやめることができますよ。
③考えているうちに、状況はどんどん変わる
考えすぎの癖をやめたいという人は「状況の変化は思ったより早い」ということを覚えておいてください。
今の世の中、情報が回るのも早ければ、状況が変わるのも早いです。
考えているうちに状況が変わって、また考え直さないといけないというケースもあります。
例えば、副業がしたいとしましょう。
考えすぎが癖になっている人は、副業をするリスクや問題点で悩み、なかなか一歩が踏み出せません。
この場合、間違いなく早めに行動したほうが良いです。
今考えている副業が、この先も儲かるかどうかはわかりません。
それなら儲かりそうな今の時点で、行動を開始してしまったほうが絶対に良いですよね。
恋愛なんかもそうですね。
好きな人に告白する前に「もっと仲良くなっておこう、このままじゃ失敗するはずだ」と考えて、いつまでも告白ができないとします。
そんな状況が続いていると、別の人が先に告白して、好きな相手と付き合ってしまうかもしれません。
これは、典型的な考えすぎの例です。
こんな感じで、考えすぎている間に状況はどんどん変わっていくということを覚えておいてください。
焦らせるわけではありませんが、状況が変わるということを念頭に置いていないと、後悔してしまうかもしれません。
考えすぎの癖をやめたいのであれば、状況は刻一刻と変わっているということを理解しておきましょう。
そもそもなぜ考えすぎてしまう?
そもそも、なぜ人は考えすぎてしまうのでしょうか?
ぼく自身も、油断をすると考えすぎてしまいます。
ご紹介した対処法を試してはいますが、それでも考えすぎてしまうものなのです。
考えすぎが起こるメカニズム
考えすぎが起こってしまう具体例を、ひとつご紹介します。
あなたには、好きな人がいるとしましょう。
ある日その好きな人から、冷たい態度を取られてしまいます。
急にそっけなく対応されてしまったので、あなたは原因を探ってみました。
「もしかしたら嫌なことを言ったかも?」
「服装が変?髪型がおかしい?」
「好きな気持ちがバレて嫌な思いをさせてしまった?」
など、いろんな不安要素や悪い思考が頭をよぎりますよね。
さらに、あなたはこう思うはずです。
「あんな態度を取るぐらいだから、きっとフラれる」
考えすぎてしまった結果、告白もしていないのにフラれた気持ちになるのです。
どんどんネガティブな気持ちになり、思い込みも激しくなってしまうんですね。
これこそが、考えすぎのメカニズム。
冷たい態度は、何気なく意識していないものなのかもしれません。
ですが考えすぎの癖がついてしまっている人は、どんどんネガティブな方向に気持ちが沈んでしまうのです。
もしかしたらHSP気質なのかも
考えすぎる人は、もしかしたらHSP気質なのかもしれません。
ぼく自身もHSP気質なので、それを理解してから少し心が軽くなりました。
HSPとは、英語で「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略で「人いちばい繊細な人」という意味です。
これはあくまでも気質なので、障害などではありません。
人口の約20%は、HSPだと言われています。
良いところも悪いところもあるので、詳しくは以下のサイトを確認してみてください。

もしこのHSPが原因で考えすぎてしまうのなら、うまく自分をコントロールすることを学びましょう。
そのために、ぼくが上記で解説した3つの対策を参考にしてみると良いと思います。
自分がHSPかどうかは、以下のサイトで確認できます。
自己理解のため、調べておいても良いと思いますよ。

【まとめ】石橋は叩きながら渡ろう
以上の3つのことを実践すれば、考えすぎをやめたいという悩みを解決できるかと思います。
- 失敗して見える景色こそ、実は重要
- 行動しながら考えるのが、実は効率的
- 考えているうちに、状況はどんどん変わる
ぼく自身、考えすぎが理由でたくさん損をしてきました。
なかなか意識を変えるのは難しいですが、おもいきって考え方をシフトすることで、より良い人生を送れるようになっています。
考えすぎの癖をやめると「考えるだけの時間」がなくなるので、時間や気持ちに余裕が出てきます。
考えているだけの時間って、意外と無駄なんですよね。
時間がないという人は特に、考える時間を減らすことをおすすめします。
考えすぎをやめたいという気持ちを大事にして、生活や仕事方法の改善を目指していきましょう。
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