「仕事が忙しすぎる」
「忙しすぎるせいで、仕事の精度に影響が出ている」
そんな風に悩んでいるサラリーマンの人はいませんか?
仕事が忙しいのは、悪いことではありません。
ですが、忙しすぎると精神的にも体力的にも参ってしまいます。
さらには、仕事の精度も下がっていき、効率良く働けなくなってしまいますよね。
ぼく自身、仕事が忙しすぎるせいで、逆に適当に働いてしまった経験があります。
忙しすぎるから目の前のタスクをこなすのに精一杯、精度を気にする余裕がなくなっていました。

つまらないミスが増えたり、やり忘れた仕事が出てきたり、もうボロボロ…。
そんな風に悩んでいる時期があり、なんとか改善したいと思い、いろいろ仕事術を試してみることに。
その結果、今では忙しすぎる働き方を回避することに成功し、ゆとりを持って、目の前の仕事に向き合えるようになりました。
ゆとりが出ると、仕事はどんどん効率化し、精度も上がり、つまらないミスもなくなります。
では、どうやってぼくが忙しすぎる働き方を解消できたのか。
それは、以下の3つのことを実践したからです。
- 自分にしかできない仕事を減らす。他人に任せるスキルを養おう
- スケジュールを見直し。上司と共有して余裕のなさをアピールしよう
- なんでも引き受ける自分を正す。少しの頑固さは、未来の自分を救う
この3つのことを意識すれば、つまらないミスに悩むこともなく、仕事に忙殺される毎日を楽にすることができます。
結果的に上司からの評価も上がり、昇進や昇給にも繋がっていくでしょう。
この記事は「仕事が忙しすぎてつらい」「つまらないミスが増えて自己嫌悪になっている」という人にこそ、読んで欲しいと思っています。
忙しすぎる毎日を解消して、良いサイクルで仕事ができるように、ぜひ実践してみてください。
1. 自分にしかできない仕事を減らす。他人に任せるスキルを養おう
「仕事が難しい」「手順がややこしい」など、そんな仕事は、少なからずあると思います。
その仕事は、あなたにしかできないと「勘違い」していませんか?
忙しすぎる毎日を変えるためのコツは、他人に仕事を任せること。
取り掛かっている仕事で、他人に任せられそうな仕事はないでしょうか?
仕事を放棄するのではなく、他人に仕事を任せるのは、ひとつの「スキル」なんですよ。
もちろん、ただ仕事を丸投げするのではありません。
ちゃんとマニュアルを作って、どうやってその仕事をするのかを、しっかりまとめておきましょう。
そうすることで、あなたの仕事は「誰でもできる仕事」になり、忙しすぎるあなた自身の負担を減らすことができます。
「自分じゃないとできない」はエゴ。「誰でもできる仕事」へと落とし込む
「自分にしかできない仕事」というのは、極論で言えばあり得ません。
どんな仕事でも、しっかりマニュアルが整備されていたり、仕組み化されていれば「誰でもできる仕事」になります。
もちろん「重要な決済」など責任がある仕事に関しては、この限りではありません。
ですが、基本的に「難しい仕事」でも「誰にでもできる仕事」に変えることができます。
「替えの効かない人材」になるのは大切。
ですが、難しい仕事をこなし続ける忙しすぎる人が「替えの効かない人材」ではありません。
「難しい仕事」を「簡単な仕事に落とし込む」ことができる人こそ「替えの効かない人材」です。
「誰にでもできる仕事」へ落とし込めれば、忙しすぎる毎日は劇的に変化していくでしょう。
2. スケジュールを見直し。上司と共有して余裕のなさをアピールしよう
忙しすぎる毎日を変えるためには、タイムスケジュールを見直してみるのが基本です。
ですが、見直すだけでは効率化に限度があります。
つまるところ、人員を増やさなければ、忙しすぎる毎日は根本から解決することはできません。
そのための具体策として、あなたのタイムスケジュールを見直し、それを上司と共有しましょう。
上司と共有して「これ以上の効率化は無理で、人手がどうしても足りない」と感じてもらってください。
そうすることで、上司は人員の補充を検討してくれるでしょう。
人員を補充してもらうためには「忙しすぎる」「つらそうに働いている」というアピールだけでは難しいです。
いかに「人手が足りていないか」「これだけ効率化しているのに手が回らないか」を主張してこそ、やっと上司は人員の補充を検討してくれます。
事務作業などの無駄な時間を削減。上司の理解を得て、人手不足を解消
会社としては、人件費は削減したいものです。
そのため、社員がただ忙しすぎるだけでは、人材の補充を検討しないでしょう。
人員の補充は、会社にとってとても慎重になる施策のひとつ。
「忙しすぎるから人を雇ってくれ!」と言ったところで、補充は見込めません。
まずは自分のタイムスケジュールを見直し、最大限の効率化を目指す。
それでも忙しすぎる現状を変えることができないなら、そのタイムスケジュールを上司と共有しましょう。
上司に「人材を補充するべき理由」を突きつけて、忙しすぎる毎日の根本的解決を目指してみてください。
3. なんでも引き受ける自分を正す。少しの頑固さは、未来の自分を救う
振られた仕事、なんでもOKしていませんか?
確かに「なんでも快く引き受けてくれる人」は評判が上がります。
でも、それで自分の首を締めてしまって忙しすぎる日々を過ごすのでは、元も子もありません。
忙しすぎる毎日を送った挙句、仕事の精度が下がってしまっては、結果的にあなたの評価が下がることになってしまいます。
ちょっとだけで良いので、頑固になってみませんか?
仕事の安請負いをやめて、本当に自分じゃないとできない仕事なのか検討してみる。
それをするだけで、仕事の負担は随分と減り、忙しすぎる毎日を回避できます。
なんでも「良い子」になって仕事を受けて、結果的に忙しすぎる毎日を送るなら、少し頑固になることも検討してみましょう。
ミスも減らせる。「No」と言えるのもスキルを身につけよう
仕事を頼まれて、了解するのは誰にでもできることです。
「No」と言えるのは、一種のスキルなので、身に付けておくと便利ですよ。
ただし、ただ「No」と言うだけでは、人間関係が悪化してしまいます。
「なぜ自分がやらないといけないのか」「本当に自分じゃないといけない仕事なのか」を確認して、その上で「Yes」か「No」を判断しましょう。
簡単に仕事を請け負うのではなく、ちゃんと吟味して仕事を受ける。
これを徹底化することで、忙しすぎる毎日のタムスケジュールや、ケアレスミスを、見直すことができます。
【まとめ】忙しすぎる仕事環境は変えられる
以上の3つを、具体的に実践してみて、忙しすぎる毎日を卒業しましょう。
- 自分にしかできない仕事を減らす。他人に任せるスキルを養おう
- スケジュールを見直し。上司と共有して余裕のなさをアピールしよう
- なんでも引き受ける自分を正す。少しの頑固さは、未来の自分を救う
仕事に追われる毎日というのは、調子が良いときは快感を覚えるものです。
でも、うまくいかないときや忙しすぎるが続くと、とことん歯車が噛み合いません。
少しの時間的余裕を持つことで、精神的に楽になり、結果的に「仕事の精度」や「上司からの評価」のアップに繋がります。
「仕事が忙しすぎる、毎日つらい思いをしている」という人こそ、具体的に毎日を「楽にするため」に行動してみてください。
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