「メンタルが弱い自分が嫌い」
「強いメンタルの持ち主に憧れる」
そんな風に「弱いメンタル」に悩む人はいませんか?
世の中、メンタルが強いか弱いかが重視されがちです。
どうしても、メンタルが強い人のほうが良く思われがちですよね。
ぼく自身、とてもメンタルが弱い人間です。
これまでも、これからもずっと、メンタルは弱いままだと思います。
そんなぼくですが、先日このようなツイート( @kaizou_20191008 )をしました。
このツイートは、自分自身に向けた言葉でもあります。
ネガティブに考えがちな、いわゆる「豆腐メンタル」は、実は良いこともたくさん。
それを理解することで、メンタルが弱い自分にも自信を持つことができます。
ぼくがなぜ、メンタルが弱いことを自覚しながらも無理に治そうとしないのか。
それは、以下の3つの「メンタルが弱いことのメリット」を理解しているからです。
- 正しいか正しくないかを判断できる。間違いに気が付ける能力の持ち主
- とにかく優しい。人の感情を、必要以上に揺さぶらないのが持ち味
- 他人に寄り添える。自分を押し殺してまで、相手の気持ちを優先
この3つのメリットを定期的に思い出すことで「メンタルが弱くても大丈夫」という気持ちを維持することができます。
結果的に、メンタルが弱い自分を認め、生きやすい生活が送れるようになるでしょう。
この記事は「メンタルが弱いことがコンプレックス」「弱いメンタルは鍛え直すべき?」と考えている人に、読んで欲しいと思っています。
弱いメンタルだからといって、自信をなくす必要はありません。
しっかりとその特性やメリットを理解して、弱いメンタルの自分を受け入れてあげましょう。
正しいか正しくないかを判断できる。間違いに気が付ける能力の持ち主
メンタルが弱い人は、物事が正しいか正しくないかを判断する能力に優れています。
何が正しくて、何が間違っているのかを本能的に察知できるので、大きな失敗が少ないのが長所です。
メンタルが弱い人は、失敗することを恐る傾向があるので、物事を慎重に考える癖が付いています。
「石橋を叩いて渡る」という人が多いのも、メンタルが弱い人の特徴ですね。
中には「石橋を叩きすぎて渡れなくなる」ほどに、慎重な人もいるでしょう。
でも、それは良いことで「叩きすぎて壊れてしまったのなら、また橋をかけ直したり、別の道を探せば良い」のです。
ちゃんとした自分の意思があるからこそ、慎重になってしまう。
そんな慎重な一面を持つ「メンタルが弱い人」は、自分の性質に自信を持ってください。
メンタルが弱いから自分の意見を通せないけど、ちゃんとした考えは持っている
メンタルが弱い人は、自分の意思や意見を通すことが苦手。
否定されるのが怖かったり、反対されるのを恐れたりするからです。
でもその反面、ちゃんとした意見は内に秘めていたりしませんか?
内に秘めているのは、素晴らしいことです。
なんでも口に出す積極的な人と違い、メンタルが弱い人は口には出さずとも「心の中に」大事な意見を持っています。
メンタルが弱いからといって、ダメな特徴ばかりではありません。
「慎重」で「自分の意見を持っている」というメリットもあるので、自分の性質に折り合いをつけて自信を持ってください。
とにかく優しい。人の感情を、必要以上に揺さぶらないのが持ち味
人の感情を逆なでしたり、必要以上に揺さぶってくる人っていますよね?
メンタルが弱い人は、絶対にそんなことをしません。
基本的に優しく、相手の立場に立って物事を考えられるからです。
相手の心を乱すようなことを「言わない&やらない」ので、相手からは「いてくれて落ち着く存在」と思われることも。
メンタルが弱いからこそ、相手を傷付けない術を知っているのです。
これはとても大きなメリットで、ガンガン意見を言う人にはなかなかできない芸当なんですよね。
メンタルが弱いからこそ、相手を傷付けない方法を知っている
メンタルが弱いあなたは、無意識に優しい態度を取っています。
攻撃的な態度を取ると、相手が傷付くし、自分も良い気持ちにならないことを知っているからです。
弱いメンタルは、優しさの証です。
ただし、優しすぎて「相手から必要以上に甘えられる」ということもあるかもしれません。
でもそれは、あなたの人格が素晴らしいから。
メンタルが弱いことのメリットである「優しさ」は、今後も大事にしていってください。
他人に寄り添える。自分を押し殺してまで、相手の気持ちを優先
メンタルが弱いあなたは、自分のことよりも相手のことを尊重します。
本人はしんどい思いをすることもあるかもですが、相手にとってはとても喜ばれること。
他人に寄り添えるというのは、とても大きなメリットです。
普通は、相手のことよりも自分の気持ちを優先しますよね。
メンタルが弱い人は、相手の気持ちが第一優先。
メンタルが弱いあなたと関わる人もそのことを知っているので、厚い信頼を寄せてくれています。
親身になれるのは、メンタルが弱いから。ある意味頼りになる存在
メンタルが弱いのを自覚している人は、自分のことを「頼り甲斐がない存在」と思い込んでいませんか?
それ、実は逆で、周りからは「頼りになる存在」と思われています。
考えてみれば、相手の立場に立って物事を考え、親身になってくれる人なので、頼られて当然ですよね。
メンタルが弱い人は、つい自分のことを卑下してしまいがち。
でも、周りの人からは、ちゃんと評価されています。
信頼を集められるということは、メンタルが弱い人の大きなメリット。
あなたの言動に助けられている人はたくさんいるので、メンタルが弱くても自信を持って行動してみてください。
まとめ
以上の3つが、メンタルが弱い人のメリットです。
- 正しいか正しくないかを判断できる。間違いに気が付ける能力の持ち主
- とにかく優しい。人の感情を、必要以上に揺さぶらないのが持ち味
- 他人に寄り添える。自分を押し殺してまで、相手の気持ちを優先
メンタルが弱いからと言って、自信を無くして消極的になる必要はありません。
良いところはたくさんあるし、他の人にはないメリットをたくさん持っています。
メンタルが弱い自分を受け入れて、納得し、メリットを理解して行動しましょう。
何も悪いことはない、自分の性質。
メンタルが弱いと悩んでいる人は、自己理解を深めて、メリットや良いところに自信を持ってください。
コメント